いきなりですが、外壁塗装は施工して終わりではありません。
適切なメンテナンスを行うことで、塗装の寿命を大きく延ばすことができます。
逆に何もせずに放置すると、本来10年以上持つはずの塗装が数年で劣化してしまうケースもあります。
この記事では、外壁塗装の劣化を防ぎ、長持ちさせるための具体的なメンテナンス方法をご紹介します。
日常的にできる簡単なお手入れから、プロに依頼すべき定期点検まで、幅広く解説していきますので、ぜひ参考にしてください!
目次
外壁の寿命を延ばすために、日常的にできるメンテナンス方法をご紹介します。
外壁の汚れを定期的に洗い流すことは、最も基本的で効果的なメンテナンスです。
【推奨する水洗いの実施頻度】
※最低でも:年2回(春と秋)の実施を推奨
【水洗いの正しい手順】
【注意点】
外壁に接触する植物は、塗装の劣化を加速させます。
【植物管理のポイント】
つる植物:
-外壁に這わせない
-発見したらすぐに除去
-根が外壁に食い込むと塗膜を損傷
樹木:
-外壁から50cm以上離す
-定期的な剪定で枝が当たらないように
-落ち葉が外壁に溜まらないよう清掃
コケ・カビ:
-発見したら早めに除去
-市販のコケ取り剤を使用
-水洗いで予防
雨水の滞留は外壁劣化の大きな原因です。
雨樋:
□ 詰まっていないか
□ 破損していないか
□ 正しく水が流れているか
ベランダ・バルコニー:
□ 排水口が詰まっていないか
□ 水たまりができていないか
□ 防水層に異常はないか
基礎周り:
□ 水が溜まっていないか
□ 排水が適切に行われているか
□ 土がかぶっていないか
早期発見が重要です。月に一度は外壁を確認しましょう。
□ ひび割れはないか
□ 塗膜の剥がれはないか
□ カビ・コケは発生していないか
□ 変色している箇所はないか
□ コーキングは劣化していないか
□ 汚れが目立つ箇所はないか
□ 雨染みはないか
□ チョーキング(白い粉)は出ていないか
※異常を発見したらメモや写真を残す
※深刻な症状は業者に相談
などの処置をしましょう。
専門業者による定期的な点検とメンテナンスも重要です。
外壁塗装など自分では、わからない劣化もありますので定期的にプロによる点検もしておきましょう。
基本的に無料でしてくれる業者も多いので、気になる場所があったり築年数などで心配事があれば、ご相談してください!
推奨タイミング:
├前回塗装から3年後:初回点検
├前回塗装から5年後:2回目点検
├前回塗装から8年後:3回目点検
└以降は毎年実施
築7年あたりからコーキングの点検や補修も視野に入れておきましょう。
【コーキング補修のタイミング】
軽度の劣化(築7〜8年):
└─ 打ち増しで対応可能
中度の劣化(築10年前後):
└─ 打ち替えが必要
重度の劣化(築12年以上):
└─ 外壁塗装と同時施工を推奨
大規模な塗り替え前に、部分的な補修で延命できるケースもあります。
【部分補修の例】
ひび割れ補修:
├費用:1万円〜5万円程度
├効果:雨水侵入の防止
└タイミング:発見次第すぐに
汚れ・カビの除去:
├費用:3万円〜10万円程度
├効果:美観の回復、劣化の遅延
└タイミング:目立ってきたら
塗膜の剥がれ補修:
├費用:5万円〜20万円程度
├効果:劣化の進行を遅らせる
└タイミング:広範囲になる前に
外壁塗装の劣化を防ぎ長持ちさせるには、高品質な塗料がおすすめです。
塗料のグレード別の耐久年数を下記にまとめました。
アクリル塗料:
├耐用年数:5〜8年
├単価:安い
ウレタン塗料:
├耐用年数:7〜10年
├単価:やや安い
シリコン塗料:
├耐用年数:10〜15年
├単価:標準
フッ素塗料:
├─ 耐用年数:15〜20年
├─ 単価:高い
無機塗料:
├─ 耐用年数:20〜25年
├─ 単価:最も高い
初期費用は高くても、長期的には高品質塗料がお得になります。
コスパを考えるなら、シリコン塗料などがおすすめです!
適切なメンテナンスを行わないと、以下のようなリスクが発生します。
【メンテナンス不足による問題】
短期的リスク(1〜3年):
├美観の低下
├汚れの定着
└軽微な劣化の進行
中期的リスク(3〜7年):
├塗膜の寿命が本来より3〜5年短縮
├ひび割れの拡大
├コーキングの早期劣化
└再塗装費用の前倒し
長期的リスク(7年以上):
├外壁材本体へのダメージ
├雨水の浸入
├構造材の腐食
├シロアリ被害のリスク増大
└建物全体の寿命短縮
このようなリスクがありますので、日常的に点検したり、家の周りをぐるっと目を通すだけでもいいので、実施するようにしましょう。
今回は「外壁塗装の劣化を防ぐ方法は?長持ちさせるメンテナンスのコツを紹介!」ということで紹介してきました!
外壁塗装の劣化を防ぎ、長持ちさせるためのポイントをまとめます。
日常的にできること:
プロに依頼すべきこと:
外壁塗装は適切なメンテナンスを行うことで、最大限に活かすことができます。
まずは、今すぐできる水洗いや目視チェックから始めてみましょう。
そして、信頼できる業者による無料点検を定期的に受けることで、大切な住まいを長く美しく保つことができます。
もし「そろそろメンテナンスが必要かも」と感じたら、まずは専門業者による無料診断を受けましょう!
「外壁のつなぎ目が割れてきた…」「コーキングの部分が黒ずんでいる…」そんな症状に気づいて、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
外壁のコーキング(シーリング)は、建物の防水性を保つ上で非常に重要な役割を担っています。
しかし、紫外線や雨風の影響を受け続けることで、徐々に劣化が進んでいきます。
コーキングの劣化を放置すると、単なる見た目の問題では済まず、建物全体に深刻なダメージを与える可能性があります。
この記事では、コーキングが割れる原因、放置することで起こるリスク、そして適切な補修のタイミングについて詳しく解説します。
大切な住まいを守るために、ぜひ最後までお読みください。
まずは、コーキングの基本的な役割について確認しましょう。
コーキングは、主に以下の箇所に使用されています。
【コーキングの主な施工箇所】
外壁関連:
├─ サイディングボードの継ぎ目(目地)
├─ 窓枠やサッシ周り
├─ 玄関ドア周り
├─ 換気口・配管の貫通部
├─ ベランダやバルコニーの接合部
└─ 基礎と外壁の取り合い部分
その他:
├─ 浴室やキッチンの防水部分
└─ 屋根の谷部分や雨樋接合部
1. 防水性の確保 外壁材の継ぎ目から雨水が侵入するのを防ぎ、建物内部を守ります。これがコーキングの最も重要な役割です。
2. 緩衝材としての機能 建物は気温変化や地震などで微妙に動きます。コーキングはその動きを吸収し、外壁材の破損を防ぐクッションの役割を果たしています。
3. 気密性の維持 隙間を埋めることで、外気の侵入を防ぎ、建物の断熱性能を保ちます。
これらの役割から分かるように、コーキングは「建物の健康を守る縁の下の力持ち」なのです。
コーキングが割れたり劣化したりする原因を理解することで、適切な対応が可能になります。
1. 紫外線による劣化 最も大きな原因が紫外線です。日々降り注ぐ紫外線により、コーキング材が硬化・収縮し、弾力性を失っていきます。特に南面や西面は劣化が早い傾向にあります。
2. 温度変化による伸縮 夏と冬、昼と夜の温度差により、外壁材やコーキングが膨張・収縮を繰り返します。この動きが何年も続くことで、コーキングに負担がかかり、ひび割れや剥離が発生します。
3. 経年劣化 どんなに高品質なコーキング材でも、時間の経過とともに劣化は避けられません。可塑剤の揮発により、徐々に硬くなり、ひび割れやすくなります。
4. 施工不良 適切な下地処理が行われていなかった場合や、コーキング材の厚みが不十分だった場合、通常よりも早く劣化が進むことがあります。
コーキングの劣化は、段階的に進行します。
【劣化の進行ステップ】
第1段階:変色・ツヤの消失(築5〜7年頃)
症状:コーキングが黒ずむ、ツヤがなくなる
対応:経過観察、次回メンテナンス時に対応検討
第2段階:硬化・弾力性の低下(築7〜10年頃)
症状:触ると硬い、表面にシワが寄る
対応:補修の検討を開始
第3段階:ひび割れの発生(築10〜12年頃)
症状:細かいひび割れが見られる
対応:早めの補修が必要
第4段階:剥離・欠損(築12〜15年頃)
症状:コーキングが外壁から剥がれる、一部欠ける
対応:速やかな補修が必要
第5段階:完全な破損(築15年以上)
症状:コーキングが完全に割れて隙間ができる
対応:緊急の補修が必要
「少しひび割れているだけなら大丈夫では?」と思われるかもしれませんが、コーキングの劣化を放置すると、以下のような深刻な問題が発生します。
コーキングの隙間から雨水が侵入し、外壁材の裏側や建物内部に水が回ります。
これが最も大きなリスクです。
【雨水浸入による被害の連鎖】
ひび割れ発生
↓
雨水が隙間から侵入
↓
外壁材の裏側が濡れる
↓
断熱材が水分吸収 ・構造材の腐食カビ・結露発生
↓
断熱性能の低下 耐震性の低下 健康被害
侵入した雨水により、木造住宅の場合は柱や梁などの構造材が腐朽します。
鉄骨造の場合も、錆びが発生し、建物の強度が低下します。
想定される被害額:
単なるコーキング補修であれば数十万円で済むところが、放置により数百万円の修繕費用が必要になるケースもあります。
湿った木材は、シロアリにとって最高の環境です。
コーキングの隙間から浸入した水分により、建物がシロアリ被害を受けるリスクが高まります。
雨水が建物内部に侵入すると、以下のような室内への被害が発生します。
建物の劣化が進むと、不動産としての資産価値が大きく下がります。
将来的に売却や賃貸を考えている場合、大きな損失につながる可能性があります。
では、具体的にどのタイミングでコーキング補修を行うべきなのでしょうか?
【築年数別コーキング補修の推奨タイミング】
新築〜築5年:
状態:良好
対応:定期点検のみでOK
築6〜10年:
状態:初期劣化の兆候が出始める
対応:外壁塗装と合わせて補修検討の時期
築10〜15年:
状態:明確な劣化症状が出る
対応:外壁塗装とコーキング打ち替え推奨
築15年以上:
状態:深刻な劣化が進行している可能性
対応:早急な診断と補修が必要
コーキング補修には、主に2つの方法があります。
既存のコーキングの上から新しいコーキング材を充填する方法。
メリット:
・費用が安い(1mあたり500〜800円程度)
・工期が短い
デメリット:
・耐久性が低い
・既存コーキングの劣化が激しい場合は不可
・推奨されないケースが多い
既存のコーキングを完全に撤去してから新しいコーキング材を充填する方法。
メリット:
・耐久性が高い(10〜15年持つ)
・密着性が良い
・根本的な解決になる
デメリット:
・費用が高い(1mあたり900〜1,500円程度)
・工期がやや長い
※一般的には打ち替えが推奨されます
外壁のコーキングが割れてきたら、それは確実に劣化のサインです。
「まだ大丈夫」と放置することで、以下のようなリスクが高まります。
コーキングのひび割れや剥がれを発見したら、まずは専門業者による無料診断を受けることをおすすめします。
特に築10年を超えている建物では、外壁塗装とコーキング補修を同時に行うことで、長期的なコスト削減と建物の保護につながります。
「気になる症状があるけど、どこに相談すればいいか分からない」という方は、多くの業者が無料診断を実施していますので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
大切な住まいを長く守るために、適切なタイミングでのメンテナンスを心がけましょう!
外壁は住まいを守る大切な役割を担っています。
しかし、日々の紫外線や雨風にさらされることで、徐々に劣化が進んでいきます。
「そろそろ外壁塗装が必要かも…」と感じていても、具体的にどんな症状が出たら塗り替えのタイミングなのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装の劣化サインについて、剥がれやひび割れなど症状の種類を詳しく解説します。
早期発見することで、大規模な修繕を避け、コストを抑えることができますので、ぜひ参考にしてください。
目次
外壁塗装の劣化は段階的に進行します。
軽度な症状を見逃すと、建物の構造部分にまでダメージが及ぶ可能性があります。
定期的にご自宅の外壁をチェックし、以下のようなサインが見られたら、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
症状の特徴: 外壁を手で触ると、白い粉のようなものが手につく現象です。
チョーキングは塗膜の表面が紫外線や雨によって分解され、顔料が粉状になって現れる状態を指します。
深刻度は軽度〜中度になります。
チョーキングは塗装の劣化初期段階のサインです。
この段階であれば、まだ建物本体へのダメージは少なく、塗り替えを行うことで十分に対応できます。
ただし、放置すると次の段階に進行するので、発見したら早めの対応が良いでしょう。
症状の特徴: 新築時や前回塗装時と比べて、明らかに色が薄くなったり、くすんで見えたりする状態です。
特に日当たりの良い南面や西面で顕著に現れます。
深刻度は軽度になります。
色褪せは美観の問題だけでなく、塗膜の保護機能が低下しているサインでもあります。
この段階で塗り替えを検討し始めるのが理想的です。
症状の特徴: 塗装表面が部分的に浮き上がったり、ポロポロと剥がれ落ちたりしている状態です。
塗膜の下に水分が侵入し、塗膜と外壁材の密着性が失われることで発生します。
深刻度は中度〜重度になります。
塗膜の剥がれは、外壁材が直接雨風にさらされることを意味します。
外壁材自体の劣化や、建物内部への水の浸入リスクが高まるため、早急な対応が必要です!
症状の特徴: 外壁に入る亀裂のことで、細かいものから大きなものまでさまざまです。
ひび割れは大きく分けて以下の種類があります。
深刻度は中度〜最重度になります!
ヘアークラックは比較的軽度ですが、構造クラックは建物の構造自体に問題がある可能性があり、非常に深刻です。
ひび割れから雨水が浸入すると、建物内部の腐食やカビの発生、さらには鉄筋の錆びなどを引き起こします。
症状の特徴: 外壁に緑色や黒色の汚れが付着している状態です。
特に日当たりが悪く湿気がこもりやすい北面に発生しやすい傾向があります。
深刻度は軽度〜中度になります。
カビや藻の発生は、塗膜の防水機能が低下し、外壁が水分を含みやすくなっているサインです。
美観を損なうだけでなく、外壁材の劣化を加速させる原因となります。
症状の特徴: サイディングボードの継ぎ目や窓枠周りに充填されているゴム状の材料が、ひび割れたり、痩せて隙間ができたりしている状態です。
深刻度は重度になります。
コーキングは外壁の防水において重要な役割を果たしています。
劣化すると隙間から雨水が浸入し、建物内部の腐食やシロアリ被害のリスクが高まります。
症状の特徴: 金属製の外壁材や、外壁に取り付けられた金属部品(釘、ビス、雨樋など)に赤茶色のサビが発生している状態です。
深刻度は中度〜重度になります。
サビは塗膜の防錆機能が失われた証拠です。
放置すると穴が開いたり、構造部分まで腐食が進んだりする恐れがあります!
一般的に、外壁塗装の耐用年数は使用する塗料によって異なります。
塗料別の耐用年数目安:
アクリル塗料 :5〜8年
ウレタン塗料 :7〜10年
シリコン塗料 :10〜15年
フッ素塗料 :15〜20年
無機塗料 :20〜25年
ただし、立地条件や気候、建物の構造によって劣化スピードは異なります。
年数だけでなく、実際の劣化症状を見て判断することが重要です。
前回の塗装から10年前後が経過している場合や中期段階の症状が見られる場合は、一度専門業者による診断を受けることをおすすめします。
外壁塗装の劣化を放置すると、以下のようなリスクが発生します。
①建物の寿命が短くなる:外壁は建物を守るバリアの役割を果たしています。その機能が失われると、建物本体の劣化が急速に進みます。
②修繕費用が高額になる:軽度な劣化であれば塗装だけで済みますが、構造部分まで傷んでしまうと、外壁材の張り替えや内部の補修が必要になり、費用が数倍に膨らむ可能性があります。
③雨漏りやカビによる健康被害:外壁から浸入した水分が原因で、室内にカビが発生し、健康被害を引き起こすケースもあります。
④資産価値の低下:外観の美しさは建物の資産価値に直結します。劣化した外壁は見た目の印象を大きく損ない、将来的な売却や賃貸時に不利になります。
外壁塗装の劣化サインは、チョーキングや色褪せといった軽度なものから、剥がれやひび割れなどの重度なものまでさまざまです。
定期的に外壁の状態をチェックし、気になる症状が見られたら早めに専門業者へ相談することが、建物を長持ちさせるための鍵となります。
「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにすることで、結果的に高額な修繕費用が必要になるケースは少なくありません。
適切なタイミングでメンテナンスを行うことが、長期的なコスト削減にもつながります。
大切な住まいを守るために、今できることから始めてみませんか?
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