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スタッコ外壁の特徴は?塗装工法やメンテナンス方法を解説!

今回は「スタッコ外壁の特徴は?塗装工法やメンテナンス方法を解説!」と題しまして解説していきたいと思います。

スタッコ外壁は、昭和40〜50年代に建てられた住宅に多く見られる外壁材です。

「自分の家がスタッコ外壁かどうか分からない」「メンテナンス方法を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、スタッコ外壁の特徴、メリット・デメリット、適切なメンテナンス方法と塗装工法を解説します。

 

スタッコ外壁とは?

スタッコとは、セメントと砂、石灰などを混ぜた材料を、吹き付けまたは塗りつけて仕上げる外壁材です。

表面に凹凸があり、重厚感のある仕上がりが特徴です。

スタッコの特徴としては下記のようなものがあります。

 

厚みがある

スタッコは5〜10mm程度の厚みがあります。

他の吹き付け材よりも厚く塗られるため、立体感と重厚感があります。

 

表面がザラザラしている

骨材(砂や石)が含まれているため、表面がザラザラとした質感です。

凹凸が大きく、独特の風合いがあります。

 

色は白や淡い色が多い

スタッコは白や薄いグレー、ベージュなどの淡い色で仕上げられることが多いです。

昭和時代の住宅では、白いスタッコ外壁が人気でした。

 

スタッコとリシンの違いを解説!

スタッコと似た外壁材に「リシン」があります。

違いとしては、「リシン」は厚み1〜3mm程度と薄く、表面は細かいザラザラ感があり価格が安いものが多いです。

「スタッコ」は厚み5〜10mm程度と厚く、表面は粗いザラザラ感で凹凸が大きく価格はリシンよりも高いというのが特徴です。

触ってみて、凹凸が大きくゴツゴツしていれば、スタッコの可能性が高いです。

 

スタッコ外壁のメリットは?

スタッコ外壁には、いくつかのメリットがあります。

 

メリット1:耐久性が高い

厚みがあるため、耐久性に優れています。

適切にメンテナンスすれば、30年以上持つこともあります。

 

メリット2:高級感がある

重厚感のある仕上がりで、高級感を演出できます。

洋風建築によく合い、ヨーロッパの建物のような雰囲気になります。

 

メリット3:防火性がある

モルタルやセメントが主成分のため、燃えにくい性質があります。

火災時の延焼を防ぐ効果が期待できます。

 

メリット4:遮音性がある

厚みがあり凸凹による音の吸収で外部の音を遮る効果があります。

幹線道路沿いの住宅では、騒音対策になります。

 

スタッコ外壁のデメリットは?

スタッコ外壁には、以下のようなデメリットもあります。

 

デメリット1:汚れが付きやすい

表面に凹凸が多いため、汚れが溜まりやすいです。

雨だれの跡や、コケ・カビが発生しやすくなります。

 

デメリット2:ひび割れしやすい

セメントが主成分のため、経年により硬くなり、ひび割れが発生しやすいです。

ひび割れから雨水が浸入すると、建物にダメージを与えます。

 

デメリット3:塗装が剥がれやすい

表面がザラザラしているため、塗料の密着が悪くなることがあります。

適切な下地処理をしないと、塗装が剥がれやすくなります。

 

デメリット4:塗装費用が高い

凹凸が多いため、その隙間にもしっかり塗装する必要があるため、塗料の使用量が多くなります。

一般的な外壁塗装より3倍ほどの塗料が必要になることもあります。

 

スタッコ外壁の塗装工法を紹介!

スタッコ外壁の塗装には、主に2つの工法があります。

それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

工法1:吹き付け塗装

スプレーガンで塗料を吹き付ける方法です。

メリット

  • 凹凸の奥まで塗料が入りやすい
  • 工期が短い

デメリット

  • 塗料の飛散が多い
  • 近隣への配慮が必要

スタッコの凹凸にしっかり塗料を入れたい場合に適しています。

ただし、近隣との距離が近い場合は、注意が必要です。

 

工法2:ローラー塗装(手塗り塗装)

手にローラーを持ち塗料を塗る方法です。

メリット

  • 塗料の飛散が少ない
  • 塗料の無駄が少ない
  • 厚く塗れる

デメリット

  • 凹凸の奥まで塗りにくい
  • 工期がやや長い

住宅街など、近隣への配慮が必要な場所に適しています。

熟練した職人なら、きれいに仕上げてくれます。

近年では、吹き付けよりもローラーでの手塗りが主流ですが、スタッコのような凸凹した外壁には隙間にもしっかり塗料が密着させられる吹き付け塗装を選ぶことも多いです。

 

スタッコ外壁の塗装で注意すべきポイント!

スタッコ外壁の塗装では、通常の外壁以上に丁寧な作業が必要です。

 

ポイント1:徹底的な下地処理

スタッコは汚れが溜まりやすいため、高圧洗浄で汚れをしっかり落とす必要があります。

コケやカビも完全に除去しないと、塗装後もすぐに発生してしまいます。

業者に、高圧洗浄を丁寧に行うよう確認しましょう。

 

ポイント2:ひび割れの補修

塗装前に、すべてのひび割れを補修する必要があります。

小さなひび割れでも、そのまま塗装すると、塗装後もひび割れが広がります。

補修方法

  • 細かいひび割れ:弾性フィラーで埋める
  • 大きなひび割れ:シーリング材で充填する

補修せずに塗装する業者は、手抜き工事の可能性があるため注意しましょう。

 

ポイント3:弾性塗料を使う

スタッコはひび割れしやすいため、弾性塗料の使用がおすすめです。

弾性塗料は、ゴムのように伸び縮みするため、ひび割れに追従します。

ひび割れができても、塗膜が伸びて隠してくれるのです。

おすすめの塗料

  • 弾性シリコン塗料
  • 弾性フッ素塗料
  • 弾性無機塗料

通常の塗料より若干高いですが、長期的にはひび割れを防げるため、コストパフォーマンスが良くなります。

 

ポイント4:3回塗りを徹底

スタッコは凹凸が多いため、塗料の使用量が多くなります。

下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを徹底しないと、耐久性が大幅に下がります。

各工程の役割

  • 下塗り:外壁材と上塗りの密着性を高める
  • 中塗り:塗膜の厚みを確保する
  • 上塗り:仕上げと耐久性の向上

2回塗りで済ませる業者は避けましょう。

 

スタッコ外壁のメンテナンス方法や塗装時期は?

スタッコ外壁を長持ちさせるには、適切なメンテナンスが欠かせません。

 

日常的なメンテナンス

まずは自分でもできる日常的なメンテナンスから紹介していきます。

 

年2〜4回の水洗い

汚れを定期的に洗い流しましょう。

春と秋の年2回、または年4回(春・梅雨明け・秋・年末)が理想です。

水洗いの手順:

  1. 上から下へ水をかける
  2. 柔らかいブラシで優しくこする
  3. 再度水で流す

高圧洗浄機は、スタッコを傷める可能性があるため、自分では使わないようにしましょう。

 

コケ・カビの除去

コケやカビを見つけたら、早めに除去します。

市販のカビ取り剤を使用し、ブラシで優しくこすって落としましょう。

広範囲に発生している場合は、塗装の劣化が進んでいるサインです。

 

ひび割れのチェック

定期的にひび割れがないか確認しましょう。

幅0.3mm以上のひび割れがあれば、早めに補修が必要です。

 

定期的なメンテナンス(10年ごと)

次に定期的に業者に依頼したほうがいいメンテナンスについて解説します。

 

外壁塗装

スタッコ外壁は、10〜15年ごとに塗装が必要です。

塗装することで、防水性を保ち、ひび割れを防ぎます。

 

ひび割れの補修

大きなひび割れは、専門業者に補修してもらいましょう。 放置すると、雨水が浸入して建物が傷みます。

ひび割れなど外壁の劣化については、下記の記事にて詳しく解説していますので参考にしてください。

⇨外壁塗装が劣化してるサインは?剥がれやひび割れなど症状の種類を解説!

 

防水処理

必要に応じて、防水材を塗布します。

これにより、雨水の浸入を防ぎます。

 

まとめ

今回は「スタッコ外壁の特徴は?塗装工法やメンテナンス方法を解説!」ということで解説してきました。

スタッコ外壁は、適切にメンテナンスすれば、30年以上美しさを保てる優れた外壁材です。

特に、10〜15年ごとの塗装とひび割れの補修が重要になります。

まずは専門業者に無料診断を依頼し、現在の状態を確認してもらいましょう。

スタッコの塗装経験が豊富な業者を選ぶことが、成功の鍵です。

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次回は「外壁の吹き付け塗装の種類は?メリット・デメリットも解説!」ということで解説していきます。

今回の記事でも紹介した吹き付け塗装について詳しく解説していきます。

どのような外壁に適しているのか、仕上がりの違いはどのようになるのか?

ぜひご覧ください!