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外壁の吹き付け塗装の種類は?メリット・デメリットも解説!

今回は「外壁の吹き付け塗装の種類は?メリット・デメリットも解説!」ということで解説していきたいと思います。

外壁の仕上げ方法には、ローラー塗装と吹き付け塗装の2種類があります。

「自分の家は吹き付け塗装かどうか分からない」「メンテナンスにはどちらがいいのか」と悩んでいませんか?

この記事では、吹き付け塗装の種類、メリット・デメリット、ローラー塗装との違いを解説します。

 

外壁の吹き付け塗装とは?

吹き付け塗装とは、スプレーガンを使って塗料を霧状に吹き付ける塗装方法です。

昭和40〜60年代に主流だった工法で、現在も一部の建物で採用されています。

この吹き付け塗装は下記のような特徴があります。

 

吹き付け塗装の特徴①:表面に凹凸がある

吹き付け塗装は、表面にザラザラとした凹凸ができるのが特徴です。

模様や質感を自由に作ることができます。

 

吹き付け塗装の特徴②:厚みのある仕上がり

ローラー塗装よりも厚く塗れるため、立体感のある仕上がりになります。

重厚感や高級感を演出できます。

 

吹き付け塗装の特徴③:スピーディーな施工

広い面積を短時間で塗装できます。

大型の建物や、工期が限られている場合に適しています。

 

ローラー塗装との違いは?

ローラー塗装とはどのような違いがあるのでしょうか?

まずはローラー塗装のやり方から見ていきます。

 

ローラー塗装

ローラーで塗料を塗る方法です。

表面が平滑で、塗料の飛散が少ないのが特徴です。

現在の主流はローラー塗装です。

 

吹き付け塗装

スプレーガンで塗料を吹き付ける方法です。

表面に凹凸ができ、厚みのある仕上がりになります。

昔の建物に多く見られます。

そして、吹き付け塗装にも種類がいくつかありますので次の項目では詳しく種類について見ていきましょう。

 

吹き付け塗装の種類を解説!

吹き付け塗装には、仕上げの質感によっていくつかの種類があります。

それぞれ見た目や特徴が異なります。

 

吹き付け塗装①:リシン吹き付け

最も一般的な吹き付け塗装で、細かい砂粒状の仕上がりです。

特徴: セメントと砂、樹脂を混ぜた材料を吹き付けます。 表面は細かくザラザラしており、マットな質感です。

厚み: 1〜3mm程度と薄めです。

耐久性: 5〜8年程度で、比較的短いです。 ひび割れしやすく、定期的なメンテナンスが必要になります。

費用: 1㎡あたり1,500〜2,500円程度と安価です。

コストを抑えたい場合に適していますが、耐久性は低めです。

 

吹き付け塗装②:スタッコ吹き付け

リシンより厚みがあり、粗い凹凸が特徴の仕上げです。

特徴:セメントと砂を多く含んでおり、粗いザラザラ感があります。 重厚感のある仕上がりで、洋風建築によく合います。

厚み:5〜10mm程度と厚いです。

耐久性:10〜15年程度と、リシンより長持ちします。 適切にメンテナンスすれば、30年以上持つこともあります。

費用:1㎡あたり2,000〜3,500円程度です。

高級感を出したい場合におすすめですが、汚れが溜まりやすいのが欠点です。

 

吹き付け塗装③:吹き付けタイル

タイル調の凹凸模様が特徴的な仕上げです。

特徴:模様付けローラーで、タイルのような模様を作ります。 主材を吹き付けた後、ローラーで模様をつけ、さらに上塗りを吹き付けます。

厚み:3〜5mm程度です。

耐久性:10〜15年程度と、比較的長持ちします。 他の吹き付けより防水性に優れています。

費用:1㎡あたり2,500〜4,000円程度とやや高めです。

吹き付けタイルの一種でボンタイルという、より立体的な仕上がりのものもあります。

デザイン性と耐久性のバランスが良く、人気の高い仕上げです。

 

吹き付け塗装④:スキン(セラミック)仕上げ

特徴:スキン塗装仕上げ(セラミック)は、大理石などの細かな石の集合体のような仕上げです。重厚感があり、塗装後の壁面は非常に硬くなります。

厚み 2〜4mm程度です。

耐久性 10〜12年程度と、リシンより長持ちします。 凹凸が細かいため、リシンやスタッコよりも汚れが溜まりにくいです。

和風住宅にも洋風住宅にも合わせやすく、バランスの取れた仕上げです。 汚れにくさとデザイン性を両立したい場合におすすめです。

 

吹き付け塗装のメリットは?

吹き付け塗装には、いくつかのメリットがあります。

 

メリット1:工期が短い

広い面積を短時間で塗装できます。

ローラー塗装の半分程度の時間で完了することもあります。

大型の建物や、急いで工事を終わらせたい場合に適しています。

 

メリット2:厚く塗れる

ローラー塗装よりも厚く塗料を塗ることができます。

厚みがある分、耐久性が高くなります。

 

メリット3:凹凸の奥まで塗料が入る

既存の外壁が吹き付け仕上げで凹凸がある場合、ローラーでは奥まで塗りにくいです。

吹き付けなら、霧状の塗料が凹凸の隅々まで入り込みます。

 

メリット4:均一な仕上がり

職人の技術による仕上がりのムラが少ないです。

スプレーガンを使うため、誰が施工してもある程度均一になります。

 

メリット5:デザイン性が高い

模様や質感を自由に作れます。

高級感や重厚感を演出できます。

次にデメリットも紹介しておきます。

 

吹き付け塗装のデメリット

吹き付け塗装には、以下のようなデメリットもあります。

 

デメリット1:塗料が飛散する

霧状に塗料を吹き付けるため、周囲に飛散します。

近隣の家や車に塗料がつく可能性があり、トラブルの原因になります。

養生(保護シート)を徹底する必要がありますが、完全に防ぐことは難しいです。

 

デメリット2:塗料の無駄が多い

飛散する分、実際に外壁に付着する塗料は少なくなります。

ローラー塗装より、20〜30%程度多く塗料が必要です。

 

デメリット3:騒音が出る

コンプレッサー(空気圧縮機)を使うため、大きな音が出ます。

近隣への騒音配慮が必要です。

 

デメリット4:汚れが溜まりやすい

表面に凹凸があるため、汚れやコケが溜まりやすいです。

定期的な清掃が必要になります。

 

吹き付け塗装の費用は?

吹き付け塗装は、塗料の使用量が多いため、費用がやや高くなります。

 

30坪の住宅の場合

シリコン塗料: 吹き付け:90万円〜120万円 、ローラー:80万円〜100万円

フッ素塗料: 吹き付け:110万円〜150万円 、ローラー:100万円〜130万円

ローラー塗装より10〜20万円程度高くなる傾向にあります。

 

まとめ

今回は「外壁の吹き付け塗装の種類は?メリット・デメリットも解説!」ということで解説してきました。

吹き付け塗装は、デザイン性と厚みが魅力の仕上げ方法です。

ただし、現在はローラー塗装が主流で、近隣への配慮を考えるとローラーの方が無難です。

まずは専門業者に無料診断を依頼し、あなたの外壁に最適な工法を相談してみましょう。

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次回は「塩害に強い外壁塗料は?沿岸部におすすめの塗料やメンテナンス方法も紹介!」と題しまして解説していきます。

海沿いなどの沿岸部では、塩害と言って海の塩分を含んだ水が蒸発することで、空気に塩が混じり、それが建物に付着し劣化する現象が起こります。

そのため錆びたり、チョーキングなどの現象が起こりやすくなりますので、次回はそのような現象が起こりにくい塩害に強い塗料を紹介していきたいと思います!

ぜひ、ご覧くださいね!